「特定原材料7品目不使用」とは
食品表示法で表示義務がある「特定原材料」は8品目(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)です。これらを使っていない商品は、パッケージに「特定原材料等不使用」と表示されていることがあります。
ただし、「不使用」と「コンタミネーション(製造ラインの共有による微量混入)の可能性なし」は別の話です。重度のアレルギーをお持ちの場合は、メーカーに直接問い合わせるのがいちばん確実です。
定番から選ぶ:せんべい・あられ
日本のおやつの強みは、米菓の選択肢が多いこと。プレーンなお醤油せんべい、薄焼きせんべい、塩味あられなど、卵・乳・小麦を使わない商品が多くあります。
- 個包装タイプ:お出かけや学校への持参にも便利
- ノンフライ:油の質が気になる方にも
- 無添加系:着色料・香料を気にする方は表示確認を
果物系のおやつ
果物の自然な甘さを活かしたおやつは、添加物が少なくシンプルなものが多いのが特徴です。
- ドライフルーツ(レーズン、プルーン、いちじく等)
- フリーズドライのいちごやバナナ
- 果汁100%のジュレ
ドライフルーツは砂糖や油でコーティングされているものもあるので、原材料の確認を忘れずに。
米粉や雑穀のクッキー
小麦アレルギーの子どもにとって、クッキーは縁遠いお菓子のひとつ。けれど、米粉や雑穀粉を使ったクッキーは、専門店やネット通販で増えてきています。
「グルテンフリー」と書かれた商品は、卵や乳が使われていることもあるため、ラベル全体を必ず確認しましょう。
豆菓子・大豆プロテイン菓子
素焼きアーモンドや大豆を使ったお菓子も、選択肢のひとつ。ただし、ナッツアレルギーがある場合や、大豆そのものにアレルギーがある場合は避ける必要があります。
家族の中で誰かに対応できる「全員食べられる」お菓子を選ぶときは、避けるべきアレルゲンを書き出してから探すと迷いません。
和菓子という選択肢
意外に見落とされがちなのが、伝統的な和菓子です。あんこを使ったどら焼きは小麦が入りますが、最中の皮(米製)、寒天ゼリー、わらび餅、串団子(しょうゆ味)など、アレルゲン7品目を使わずに作れる和菓子は多くあります。
地元の和菓子屋さんで、原材料を聞いてみるのも良い体験になります。
通販で買えるアレルギー対応ブランド
近年、アレルギー対応に特化したブランドが増えてきました。専門店なら、製造ラインの管理にも配慮されているケースが多いです。
- 専門ブランドの公式オンラインショップ
- Amazonや楽天市場の「アレルギー対応」カテゴリ
- 生活協同組合(コープ・パルシステム等)の専用カタログ
常備リストを作る
「いつ食べられるおやつが必要になるか分からない」状況を減らすために、我が家では常備リストを作っています。
家用、外出用、緊急用(旅行や避難時)と分けて、それぞれの場面で安心して渡せるものをストック。一度リスト化すると、買い物のたびに迷う時間が減ります。
おわりに
「みんなと同じものを食べられない」場面で、すっと差し出せる代わりのおやつがあるだけで、子どもの表情がふっと和らぎます。完璧な情報を集めるより、自分の家庭に合うものを少しずつ見つけていくほうが、長く続きます。